マジョリカ焼きとは

 

お魚のプレート 『マジョリカ焼』は製造された産地ではなくその独特の製法をさしてマジョリカ焼きと呼びますが、その特徴は錫釉です。

 素焼きに白い不透明の錫釉をかけ、焼成せずに、その上に絵付けをしていきます。この素焼きに錫釉をかけることを(smalto)と呼びます。

 

 絵付けをした後は、釉をかけずにそのまま焼成しますが、近年ではより光沢感を出すために再度透明な釉をかけることもあります。これを(coperta)と呼びます。

 マジョリカ焼を発端として14〜15世紀のイタリア陶芸は一気に花開き、ヨーロッパ陶芸に革命を起こしたと言われています。彩色のための顔料も、それま ではマンガンの紫(こげ茶に近い)と銅の緑しかありませんでしたが、コバルトの青、アンチモンの黄色、酸化鉄のオレンジ(黄土色に近い)が加わり、陶器の 色彩が鮮やかになっていきました。

 

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