イタリアの諺

2009年01月22日

諺というものは、どんな言語の中にも生まれるものと知りつつも、イタリアに諺?・・・ラテン系の文化圏に「諺」が存在することに違和感を感じるのは私だけでしょうか。

 こんなことを書くとイタリアの方や、言語や文化人類学を専門とする方々からお叱りを受けそうですが、あくまで個人的な感覚なのでお許し下さい。

 イタリアの諺辞典を調べたりイタリア人の友人知人に聞くと、あるんですね、とっても興味深い諺が。

 言語の専門的なことはさておき、イタリアらしくてユニークだなと思う諺は、ワインや食材にたとえたものです。いくつかご紹介しますと・・・・

 

 食卓では歳をとらない a tavola non si invecchia

 

 真実はワインの中にある in vino veritas

 

 まさにマカロニの上のパルミジャーノだよ  come il cacio sui maccheroni
 (物事が絶妙のタイミングで運んだとき)

 

 明日のチキンより今日のたまご meglio un uovo oggi che una gallina domani

 

 その中でラテン語にあたる『in vino veritas』は、その意味合いも音の響きも好きで、以前からデザインのモチーフとして取り上げています。ホームページのギャラリーでも紹介していますのでぜひご覧下さい。

 

  そして、2年程前に出会った諺でとても気に入り、それをテーマにデザインをシリーズでおこしているのが『amore』のシリーズです。
 そこに描かれている諺は 『Due Cuori e Una Capanna』 直訳すると「二つの心と一つの掘っ建て小屋」ですが、その意味するところは 「二人の心が一緒なら何もいらない」ということです。
ちょっと甘過ぎますか・・・。言葉にすると照れてしまいますが、こんな気持ちをいくつになっても持っていられたら、ステキですよね。

 

フラワーベース  実はこの諺を教えてくれたのはマッテオ、NHKのイタリア語会話でもお馴染みなのでご存じの方も多いのではないでしょうか。

 当初のデザインには諺がなく男の子と女の子の絵柄だけ、フラワーベースのシリーズでした。

 

 このデザインを気に入って下さった方が結婚のお祝にとご注文を下さり、その際に何か文字を入れて欲しいと言われたのがきっかけです。何か良いフレーズはないかと調べたり友人に聞いたところ、この『Due Cuori e Una Capanna』の諺を可愛いハートのイラストと一緒に書いてくれたのがマッテオでした。

 

 

 Dolce Vitaを連想させるようなフレーズ、少々楽天的で古典的な匂いもしますが、そこがまたイタリアらしくて気に入っています。

 マグカップやサラダボール、ミニプレートなどシリーズで制作しています。初めは少しクセのあるデザインで万人受けはしないだろうなと思っていましたが・・・嬉しいことに予想外!!今では一番の人気シリーズになりました。

 

トートバッグ  昨年4月、日本橋三越本店でのイタリアフエアに出展した際にトライアルでトートバッグも制作したのですが、とても好評でした。フエアの後も問い合わせが多く、昨年秋に追加で制作しましたがそれも完売。
 皆様、ありがとうございました。

 

 今年も新しいアイテムでデザインを展開していきますので、どうぞご期待下さい。

 

 

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