ピアッティ ショップ看板 プロセスー1

2010年07月30日

 イタリア食材のPIATTI(ピアッティ)さんが、昨年10月に実店舗をオープンしました。伊勢丹など百貨店のイタリア展では常連のピアッティさんですからご存知の方も多いはず。代表の岡田さんのユニークなセレクトと質の良い食材で今までのネットショップでも大人気でしたが、ここでファン待望の実店舗です。切りたての生ハムやチーズ、トロンチーニにオリーブオイル・・・こんなショップが家の近くにあったら・・・近くにお住まいの方が羨ましいです。

 

 このショップの看板となるプレートをラ・チェラミカが制作させていただきました。数日前に無事完成、後は取り付け工事を待つばかりです。皆さんへのお披露目を前に制作プロセスを2回に渡ってご紹介していきます。9ヶ月の長〜い道のり、大変でしたがとても楽しい作業でした。
 
 岡田さんからお電話をいただいたのが2009年10月、その年の6月にミキモトのサロンで開催した展示会で私の作品をご覧になって、「池田さんの色彩とタッチが気に入ったので・・・」とご依頼下さいました。お話をいただいた時はとにかく嬉しかったです。「イタリアの食材店、しかもピアッティさんのショップの看板を作れるなんて!」
 確かお電話をいただいたのは8時を過ぎた頃だったと思いますが、食いしん坊の私がこの時は食べかけの夕食もそこそこに机に向かってあれこれ考え始めたのでした。すると、ことの重大さに気づき、「これは責任重大だなぁ」と急にプレッシャーを感じてしまい、その夜はなかなか寝付けませんでした。

 

 

プロセス1

 岡田さんの希望されるイメージをもとにスケッチを始め、何点かデザインしました。デザインの際念頭に置いたのは、イタリアらしさ、食材の豊富さ、美味しさ、楽しさ、清潔さ、そして岡田さんがこだわったショップの壁の色に綺麗に映える色彩、その中でコレかコレ!と思う2点を持って、打ち合わせへ。

 

デザイン1-A

デザインA

デザイン1-B

デザインB

   
 ドキドキしながらデザイン画をお見せしました。「そうそう!こういうイメージです」との岡田さんの一言に心底ホッとしたのを憶えています。選ばれたのはBのデザイン。この方向でデザインを進めていくことになりました。

 

 

プロセス2

 同じデザインをラウンドとスクエアとにデザインして、打ち合わせへ。

 

デザイン2-スクエア

スクエア

デザイン2-ラウンド

ラウンド

 

 これは初めのイメージ通り、ラウンドで進めるこになりました。その際、リムのグリーンと赤のカラーがあまりにもイタリア国旗の色そのままなので、グリーンをイエローに変更。また、食材や地名を追加して絵柄を増やすことになりました。

 

 

プロセス3

デザイン3-1

 プロセス2の変更箇所をなおし、絵柄をデザインし直して打ち合わせへ。

 

 どこにもグリーンがないとそれはそれで味気ないので、どこかにスパイス的に入れようということになり、修正へ。

 

 

 

プロセス4

デザイン3-2

 グリーンの入れ方、食材や地名の追加、確認など最終的な細かい修正が何度か繰り返されました。

 

 そして・・・ついにデザイン決定!!ペーパーワークはここまでです。

 

 

 

 これから実物と同じ素材での色出し、そして本番の描き出しとなりますが、これは次回のコラムにて・・・。

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