美味しいお皿

2012年10月12日

お皿とお料理のコラボレーション

 

 作品集『100% Ceramica』より
 お料理:成田 直己 ラ・ベットラ 総料理長
 撮影:藤江 司人 合資会社アイザックエレメント 代表

 

 私がそうであるように、「食べることが好きなので、自分でもお皿を作れたらな〜と思って・・」と。レッスンに通って下さる生徒さんに始めた動機をお伺いすると、返ってくる答えで一番多いのがこれです。

 綺麗なお皿は飾っておくだけで素敵ですが、お料理を盛るとなお生き生きと存在感が増すような気がします。
 昨年出版した作品集の中でも、後半の特集で私の制作したお皿にシェフのお料理を盛っていただいた時は、お皿とお料理のコラボレーションで、何か新しいものが生まれたようなエネルギーを発して、心が熱くなる思いでした。

 

 今回のテーマはそんな『美味しいお皿』です。お料理好きの生徒さんにもご登場いただき、『楽しい!美味しい!』をお届け致します。

 

撮影にあたって成田シェフにこのお皿を選ばれた理由をお聞きすると、「枝分かれしている幹と実や葉のデザインのようだったから」と。さらに、「ラ・ベットラのアンティパストの盛り合わせは、まさにコレと同じ、幹が在りそこから枝分かれしていくイメージで作っているんです。全体のバランスを考えてそれぞれの味を決めています。全部を召し上がっていただいた時に美味しいように素材を組み合わせ、酸味、塩味なども全体でバランスが良いようにそれぞれを考えています。」と。このお話を聞き、成田シェフのお料理に対する真摯な思いに感動しました。同時に、そのようなお気持ちで選んで下さったお皿を誇りに思えました。成田シェフのお料理でお皿の新しい魅力を引き出していただけ、良い機会に恵まれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

ショコラ  チョコレートというとベルギーやオーストリア、そしてなぜか同時にクリムトやエゴン・シーレを思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか。

 このプレートはチョコレートのために制作した一品。とっておきのチョコレートをいただくためにデザインしました。

 でも、もう手元にはないんです。日本橋の三越で開催されたイタリアフェアで飾らせていただいて、後日どうしても購入したいとご連絡を下さったお客様に、嫁がせました。

 今頃そのお宅で、美味しいチョコレートに囲まれていることでしょう。

 

 

 さて、ここからは生徒さんの美味しいお皿をご紹介させていただきます。

 今回ご登場いただくのは、松本裕美さんと吉本麻里さん、お二人とも美味しいもの大好きで、お料理も大好きという方です。

 レッスンで制作したお皿に盛りつけたお料理のお写真を頻繁にFBでアップされていて、とっても素敵なので今回お願いしてご登場いただきました。

 

松本裕美さんの作品  まずは、松本裕美さん、横浜のスタジオの生徒さんです。松本さんはお仕事もお忙しく、食べ歩きや、いろいろな習い事でさらにお忙しいご様子なのに、いつもチャチャッと美味しいお家ゴハンを作っていらっしゃるスーパーウーマン。そのテキパキぶりをいつもカッコいいな〜と拝見しております。
 今回もお写真をお願いしたら、その翌日くらいにすぐ送られてきて「急遽冷蔵庫の中のもので作ったので、恥ずかしいですが・・・」と。むしろすごい!
 まだ描きはじめて半年くらいなのに、次々と食卓を彩るタイルやお皿を完成させていらっしゃいます。

 

〜松本さんコメント〜
 素はと言えば、イタリアワイン好きの我が家で、イタリア料理を美味しくいただけるお皿が欲しかったことからポータリーペイントと出会いました。初めて間もないのにオリジナルをっと生意気にDESIMONEのデザインを参考に、とっておきの一枚が完成しました。料理を盛り付けると絵は殆ど見えませんが、美味しく平らげると愛くるしい絵が見えます。こうして食卓を盛り上げる一枚の皿と出会えたわけです。当然ワインの消費も加速する我が家であります。
 作成中の苦労としては、絵の向きが、DESIMONEマジックにかかったようでしたね。これも愉快な思い出です。

 

松本裕美さんの作品 サラダとイチジク

シンプルに葉ものサラダには、季節のイチジクと供に〜。

食べる時に生ハムも一緒に頂きました。

 松本裕美さんの作品 前菜

茄子とピーマンのグリルに添えたのはルッコラのリゾット。

グリルの味付けはシンプルにシチリアの塩とオリーヴオイルです。

 ペンネアラビアータ

ペンネアラビアータ

 

 

 次にご登場いただくのは、吉本麻里さん。吉本さんも横浜のスタジオの生徒さんです。吉本さんは、お料理に関しては作る方も食べる方もプロ。ご自身でイタリア料理の教室も主宰されています。そして、その食べっぷりは超プロと言わざるを得ません。国内だけでなくイタリアまで網羅して食べ歩きをされているご様子です。
 レッスンでもイタリアらしいお皿を次々と制作され、ご自身の物以外にも、お友達に頼まれたり、レストランに頼まれてタイルを制作するなどご活躍されています。

お料理教室の詳細はコチラへ >>

 

 

吉本麻里さんの作品 前菜パプリカのインヴォルチーニ。ピエモンテ風の前菜です。

 

〜吉本さんコメント〜
Dimentional glaceで、マーガレットの花びらに膨らみをつけました。寒い2月に、はやく春にならないかなぁ〜と思いながら、春色の絵付けをしました。細かい作業でちょっと大変でしたが、やさしい色合いのお皿に焼き上がり気に入っています。色が綺麗なので、前菜を盛り付けるの使っていますが、濃いめの色のお肉料理にもよく使います。

 

 

吉本麻里さんの作品 小エビのリングイネ・ジェノベーゼソース

小エビのリングイネ・ジェノベーゼソース

吉本麻里さんの作品 フジッリのカンパニョーラソース

フジッリのカンパニョーラソース

〜吉本さんコメント〜
大好きなパスタを盛り付けるために、2枚のパスタ皿を作りました。1枚は魚介とショートパスタの絵を、もう1枚はイタリア野菜とショートパスタの絵を描いてみました。少し色が薄くなってしまったのが残念ですが、楽しくパスタを盛り付けています。

 

吉本麻里さんの作品 トリポリーニブルー系のお皿には、どーんと魚介のパスタを盛り付けました。珍しいトリポリーニと言うパスタです。

 

〜吉本さんコメント〜
課題で、先生のデザインをステンシルで作成したお皿です。ステンシルは初めてでしたが、同じ模様をたくさん描くのに、便利で楽しい技法でした。 デザインもお気に入りです。オーバルの少し大きめのお皿なので、前菜を盛り合わせたり、おもてなしに重宝しています。

 

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