イタリアアート展 〜2人展 イタリアの色に魅せられて〜 Italian Pottery & Textile

2013年09月02日

ハイアット リージェンシー 東京 2013ご報告

 新宿にある ハイアット リージェンシー 東京 で6月1日より2ヶ月に渡り展示会を開催させていただきました。今回はテキスタイル作家の和泉美奈子さんと一緒に、イタリアの色をテーマに取り組んだ作品を展示しました。
 今まで制作した作品のうち、特に色にこだわったものを見直しながら新たな作品を制作しました。

 

 

イタリアの色

 イタリア陶器の色鮮やかな色彩に出会わなかったら、私はこれほどまでに陶器に関わることはなかったと思います。
 アマルフィーの陽光をはね返すような明るい海の青、シチリアの照りつける太陽の赤、トスカーナの丘に広がる緑、ほとばしる果汁のレモンの黄。イタリアの色彩は、色の向こうに繰り広げられる光景を、私に生き生きと感じさせてくれるのです。
 日本や中国と同じく、古くは鉱物から色を出していたイタリア陶器、それは、マンガンの紫(こげ茶に近い)、銅の緑に始まり、次にコバルトの青、酸化鉄のオレンジが加わりました。その後今のような多色の色鮮やかな色彩まで広がったのはどんな歴史があるのか、そこにある物語を探っていくのは興味が尽きません。
 私は、その歴史を学びながらその色を自分の陶器で表現したくて、1993年の夏からずっとイタリアの陶器に魅了され続けているのです。
 20年経っても自分の思う色が出せることは少ないのですが、それ故にその探求が楽しくて・・・明日も明後日も、その色をずっと追い続けていけることが今の願いです。

 

 

魚たち

魚たち
今回一番人気があったお魚シリーズです。
コバルト、酸化鉄、銅から出せる鮮やかな色。

 

 

千夜一夜

千夜一夜
コバルトを重ねることで出てくる月夜のような、透明度のある深い青。

 

 

dolce

dolce
透明感のあるピンクとゴールドの組み合わせ。

 

 

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